2009年12月19日土曜日

今週のオペ

今週のオペ    
今週のオペは娘さんの紹介で来院された男性です。前歯科医で右下6番にアストラインプラントが埋入されクラウンも入っていますが、「根本に物がはさまる。」ということであまり評判は良くないです。したがって今日は左下6・7番:ITI WN直径4.8㎜の太いネックの10mmインプラントをそれぞれ2本埋入しました。大変,骨が硬い男性でオーバーヒートしないようにゆっくりと注水しながら施術しました。山梨医科大学口腔外科で左下7番と8番の埋伏歯を8ヶ月前に抜歯しており左下7番は歯肉を開いたらやはり骨があまりなく、7番の近心寄りに埋入しました。夕方TELで「痛み・腫れ・出血も殆どなく、しびれも全くない状態で硬いものも噛める。」という返事が返ってきたようです。硬いものはオペした左側では噛まないように注意したほど元気そうでした。7番の頬側に骨が少し足りなかったのでピエゾサージェリーにて歯槽頂の凸凹を治しなら骨を集めてGBRしました。

2009年12月12日土曜日

今週のオペ

  今週のオペ    
 今週のオペは左下5番:アストラインプラント4.0ST 11mm 左下6番:アストラインプラント4.0ST 9mm を2本埋入しました。本当は3週間まえのオペだったのですが整形外科の先生に血流を良くする薬を処方されて5日前から、3回/日飲んでいてオペの日に中止しました。昨日は仕切りなおしのオペとなりました。降圧剤を飲んでいましたが最高血圧160で脈拍は多少乱れていましたが患者さんと話ながら様子をみながら何とか無事に手術を終了しました。骨の高さがあまりなくCT分析のおかげで下歯槽管にギリギリ11・9mmと長いインプラントを埋入できました。痺れもなく順調に経過しております。次回は下顎に3本埋入する予定です。

2009年12月10日木曜日

オステオトーム

オステオトーム
上顎の臼歯部特に5・6・7番の上顎洞まで骨の高さが無い場合に使います。上顎洞まで骨の高さが8mm以上あれば必要ないですが、それ以下3mmぐらいまでが適応範囲として行っております。
1.顎骨にガイドドリル、ツイストドリル2.0によりパイロットホールを形成する。
2.パイロットホールにオステオトーム2.0/2.5の先端を挿入」し、回しながら押し入れる。骨密度が比較的高い場合は、マレットなどでオステオトームをたたいて挿入する。
3.目的とする深さに達したらオステオトームを10秒ほど留置し、その後回しながら引き抜く。
4.同じ手法を用い、挿入するインプラントの長さと直径に応じて1.2と同様の手順で、大きさの異なるオステオトームを段階的に使用して、埋入する部位を拡大する。

2009年12月4日金曜日

今週のオペ

今週のオペ    
今週のオペは左下6番にITIインプラントWN直径4.8mm 10mmを1本埋入しました。この部位は今年の7月14日残根を抜歯しており、全く骨の欠損はなく骨幅も6mm程度あり、心配していた血圧の上昇もなく15分程度で終了しました。この患者さんは内科医で本人も「降圧剤をのんでいるがドキドキして動悸がする。」と血圧上昇を心配されていましたが、それ程の血圧上昇はなく無事に手術は終了しました。骨をドリルで削ってインプラントを手でねじ込むときに「ねじ込まれる振動・圧迫感で太いねじが入ったと実感した。」と話してました。

2009年12月2日水曜日

今週のオペ

今週のオペ    
今週のオペは左上3・4.5のそれぞれ1本ずつ埋入しました。前回,同様に今年の6月22日に左上3番の歯根破折で抜歯し,その日にインプラント予定なのでテルプラグをあらかじめ入れて縫合しておきました。歯肉を開いたらやはりこの部位は骨の幅が足りなく4mmほどでしたがなんとがGBRをしながら手術をしました。左上3:アストラインプラント4.0ST 11mm 4:アストラインプラント4.0ST 9mm 5:アストラインプラント4.0ST 9mmをそれぞれに埋入しました。GBRしましたので術後に多少顔が腫れましたが、痛みはその日だけで大したことはなかったようです。今回もCTを撮影させて頂いてシムプラント分析をしたので、予め埋め込むインプラントのサイズが分かっていたのでスムーズのオペが終了しました。4ヵ月後に2次手術をおこない歯を入れる予定です。